これも一週間ほど過ぎてしまったのですが、5月14日に「週刊アスキー増刊 カンタンUbuntu!」が発売されました。
いま、いちばん注目を集めているOS、それがUbuntu(ウブントゥ)! この4月には長期サポート版、8.04もリリース。そんなホットなOSの楽しい使い方をギュッと1冊に濃縮! オフィスからフォトレタッチまで豊富にそろったフリーソフト。3Dでグリグリ動くデスクトップ! パソコン好きならこの1冊を読まなきゃ始まらない!
週刊アスキーがLinux増刊号とな!?
と、そこからしてかなりの驚きなのですが、なんと瀬尾がその巻頭マンガを担当せていただくことになりました。一般向けPC雑誌でLinuxネタのマンガを描ける日が来るなんて。十年来のペンギン野郎(とくに体型が)としては感無量ですよ。イイ時代になったなぁ。
そんな勢いでさんざんはしゃいだあげくに、編集のSさんと出した企画がこれでした。
「世界初!? 学園Ubuntuラブコメ」
どんだけ無茶な企画なんだと(笑)
簡単に紹介しておきますと、Ubuntu(ウブントゥ)はLinuxのディストリビューションのひとつです。Linuxというとサーバー用OSのイメージが強いですが、最近はデスクトップ環境も驚きの充実ぶり。特にUbuntuは最先端の3Dデスクトップ技術を取り入れて、触って使いやすく、見て気持ちいい、カンタン&カッコイイOSとして、VistaやMac OS Xを急追しているのです。
詳しいことについては本誌を読むなり、ググるなりしてもらうとして、以下には自分が担当したマンガ「うぶんちゅ!」の登場人物紹介をば。
如月 あかね (きさらぎ あかね)
システム管理同好会の会長。
高校に入るまでデスクトップOSの存在すら知らなかったという、根っからのマッドUnixist。
Windows派の副会長とは宿命的に仲が悪く、小馬鹿にして対立している(ツンデレ的な意味で?)。
ついでに情報科学部とも校内のネットワーク管理権限を巡って鋭く熱く対立している。
秋葉原管轄の警察署に年の離れた従姉妹がいるとかいないとか。
勝間 マサト(かつま まさと)
システム管理同好会の名ばかり副会長。
卓越した運動能力とちょい悪イケメン風の外見ゆえにモテ系との誤解をうけやすいが、その実態はニコ厨ギャルゲファンの重症オタクである。授業をフケては、フィルタリングのかかっていない部室の端末で、ネットを徘徊している。ネットワーク技術やプログラミングにはまったく興味がないが、Windows系ツールの使いこなし能力はかなり高い。
椎名 里沙 (しいな りさ)
システム管理同好会ただ一人のヒラ部員。同人漫画を描くためにMacintoshを使う以外には、コンピューターはちんぷんかんぷん。
ページ数自体は10ページ程度なんですが、キャラクターは気に入ったのでまたどこかで活躍させたいなぁと思っています。ブログでUbuntu紹介したりするのもいいかもね。
というわけで「週刊アスキー増刊号 カンタンUbuntu!」 書店で見かけたら是非お手にとってみて下さいね。
Ubuntu楽しいよ、Ubuntu!
(2008.11.25追記) 週刊アスキー編集部うぶんつ族さんたちのご厚意で、漫画を当サイトで公開しました。下記のリンクからどうぞ。