Linuxディストリビューションの一つである”Ubuntu”をテーマに、とある県立高校の「システム管理同好会」の面々が織りなすドタバタを描いた学園コメディです。アスキー・メディアワークスのムック『かんたん! Ubuntu』シリーズと、その後継の季刊誌『Ubuntu Japanese Magazine』にまったりペースで連載していました。現在は休刊中ですが……再開の日は来るのか!?
登場人物
如月 あかね (きさらぎ あかね)
高校に入るまでデスクトップOSの存在すら知らなかったという、根っからのマッドUnixistである。Windows派の副会長とは宿命的に仲が悪く、小馬鹿にして対立している。 Linux&ネットワークの知識を武器に、学内外のもめ事に首をつっこむ自称「壱宮のシステム管理者」。 秋葉原管轄の警察署に年の離れた従姉妹がいるとかいないとか。
御堂 マサト (みどう まさと)
システム管理同好会の名ばかり副会長。Windows使い。
卓越した運動能力とちょい悪イケメン風の外見ゆえにモテ系との誤解をうけやすいが、その実態はニコ厨ギャルゲファンの重症オタクである。授業をフケては、フィルタリングのかかっていない部室の端末で、ネットを徘徊している。ネットワーク技術やプログラミングにはまったく興味がないが、掲示板やSNSなどでのコミュニケーション能力は非常に高い。
椎名 里沙 (しいな りさ)
同好会ただ一人のヒラ会員。Macintosh使い。
その独自の純粋天然系の性格と庇護欲をそそる容貌で、校内屈指の萌えキャラとしての人気を誇っている。情報技術を掲げる同好会に属しながらも、コンピューターに関してはちんぷんかんぷん。その一方で親譲りのアートセンスは超高校級であり、絵本・漫画・デザイン制作などに幅広い才能を示す。 ケンカばかりしている先輩たちの仲を、なんとかして取り持ちたいと思っているらしい。
単行本
当サイトで公開中の『うぶんちゅ!』が単行本になりました。描き下ろしエピソードとおまけのあとがき漫画を収録して、紙版・Kindle版ともに発売しています。