エグジットトランスシリーズのベスト盤!!大人気アニメトランスから世界で流行っている洋楽、クラブ大ヒットアンセム曲まで全ての『トランス』を完全網羅!!
今回もFAVGEARがアートディレクション、瀬尾がHAIJIN名義でイラストを担当させていただきました。
上記の引用にもあるとおり、EXIT TRANCEシリーズはニコニコ動画の最新ヒット曲からクラシック音楽まで、あらゆる楽曲をトランスリミックスする野心的なコンピレーションCDです。もちろん、今回もセレクションのカオスさは健在。一曲目からして「俺ら東京さ行ぐだ」という出オチっぷりです。
その後も「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」「ぷんちきぱやっぱーヾ(゜∀゜)ノ♪」とニコニコの中毒曲が続くかと思えば、クラシックの名曲「G線上のアリア」、ドラクエ主題歌の「夢を信じて」、エヴァファンの国歌「残酷な天使のテーゼ」、クラブでヘヴィーローテイトされた「Konzert(冬~第一楽章~)」などなど、聞けば誰もが知ってる(←?)その筋の名曲ぞろい。サービス精神満点のセレクションです。
ええい、とにかく! 話題の楽曲をトランスでまとめて「ぷんちきぱやっぱー」したい妙齢の貴女、オススメですよ!
さて、ということで以下では、今回のジャケットイラストについての話を少々。
実はExit Tranceのジャケットイラストは、今後ストーリー仕立ての連作ものにする予定となっています。そのために、シリーズを通しての簡単な設定を起こしたのでした。今回はそのうち、主役キャラに関する部分を掲載!
次回以降、EXITAの「妹」たちが出演してくる……ハズなので、その時にはまたご紹介したいと思います。最後には、没ラフもおまけに載せておきます。
EXITA-α (イグジッタ・アルパ)
(Experimantal-Improvising Tunesmith Apliance α-type revision 8 )
音響芸術の発展していた先住民族が作り出した、DJサイボーグの試験モデル。
本体背面に装備された光子仮想ケーブルを通じて、先住民族の遺した旧ネット上のアーカイブより楽曲をダウンロード、即興ミックスして演奏するシステムを有する。
試験稼働直前の状態のまま長らく研究所の遺跡に放棄されていたが、盗掘に訪れた少年の手により偶発的に起動。音楽を喪失して久しい荒廃した世界に、自らの演奏機能を提供し始める。
EXITA-α自身は型式番号が示すとおりの未完成品だが、先住民族が移り住んだと言われる音楽の理想郷・「オグドアス」には、完成バージョンのEXITA-Ωが現在も稼働しているという。EXITA-αは自らの完成型を知るため、天空に蜃気楼のように浮かぶ音楽の理想郷を探し、彷徨い続ける。
本体搭載の人工知能(ドライバ)は演奏経験の蓄積に伴い自動的にリビジョンを上げる。現在のリビジョンナンバーは8。