目指せ、デジタル同人の星!
デジタルコミック基礎講座は、瀬尾浩史がカルチャースクール「おとなの美術室」で開催しているマンガ講座です。業界標準のマンガ製作ソフト・CLIP STUDIO PAINT EXを使ったマンガの描き方を、3ヶ月間、全11回の講座で習得します。
パソコンを使ったマンガ制作の第一歩!
「パソコンで漫画描くって、どうすればいいの?」
せっかく揃えたタブレットやソフトを前に、頭を抱えてませんか?
漫画制作が初めての人はもちろん、アナログでの経験が豊富な人でも、デジタルでの制作には戸惑いを持つみたいです。
デジタルコミック基礎講座は、そんなデジコミ入門者のための講座です。
あらかじめ用意したネームを元に、写植・線画・ベタ・仕上げと全ての工程をパソコン上で作業し、1本の漫画作品を完成させます。その過程で、CLIP STUDIO PAINTの各機能やCGの基礎知識など、デジタルコミック制作に必須の知識を学びます。
デジコミ同人デビューの準備は、これで万端!
動画で紹介!
本講座開始前に行われる特別講座から、冒頭の紹介部分を抜粋。「CLIP STUDIO PAINTってどんなソフト?」「基礎講座ってどんな事をするの?」などの疑問に答えます。
作例漫画・「おとなの美術室」
今期の作例漫画はこちら。高校の美術室を舞台に、勢いだけは一流の素人男子が、シャイな一流デジ絵師の女子に弟子入りし、絵描きとして成長していく様を描く、美術系スポ根コメディです。
シラバス
講座は週1回2時間。初回の特別講座を含めて、計11回の約3ヶ月間です。
回 | 概要 |
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1 | 【特別講座】キャンバス操作と描画の基本 |
CLIP STUDIO PAINTの画面構成とキャンバスの操作方法を押さえた上で、基本的な描画ツールを使って落書きをしてみる。 | |
2 | モノクロ扉絵① 線画の読み込みとベタ |
表紙制作①: 短編漫画の扉絵の制作を通じて、モノクロイラストの仕上げ方を学ぶ。講師の用意したアナログ線画をスキャンして取り込み、クリンナップとベタ処理を行う。 | |
3 | モノクロ扉絵② トーンの基本 |
表紙制作②: 前回取り込んだ線画に、トーン処理を行う。その過程でトーンの基本的な考え方や、ラスター描画と選択範囲の活用法、また基本トーンやグラデーションの扱い方を学ぶ。 | |
4 | モノクロ扉絵③ トーンの応用 |
表紙制作③: 前回に引き続き、より高度なトーン処理を行う。画像素材トーンの扱い方やトーンの重ね貼り、削りなどのテクニックを学ぶ。 | |
5 | ネームと写植 |
この回から最終回まで、講師の用意したネームを一連の制作工程を経て、一本の漫画作品として完成させる。まずは複数ページの作品を作成しネームを読み込む。さらに漫画の写植の基本を押さえた上で、セリフを入力する。 | |
6 | コマ枠とフキダシ |
コマ枠フォルダを活用して、コマ割りを行う。また前回入力したセリフに、様々な形状のフキダシをつけていく。 | |
7 | 人物とモノの線画 |
人物とモノの線画を描く過程でベクターレイヤーの扱い方を学ぶ。また手書きでは難しい人工物のラインを表現をするために、図形ツールを活用する。 | |
8 | 背景の線画 |
パースの基本的な考え方と、パース定規の使用方法を押さえた上で、一点・二点・三点透視の背景を描く。 | |
9 | 描き文字と効果線 |
フチ取りの効果や様々な描画ツールを使って、描き文字を描く。また特殊定規を使った効果線の描き方を学ぶ。 | |
10 | グレー仕上げ |
グレースケールでの漫画の仕上げのワークフローと、トーン化の手法を学ぶ。 | |
11 | 特殊効果と書き出し |
完成したマンガ原稿を、印刷用・ウェブ用、モノクロ・グレーに分けて最終的な書き出しを行う。また余裕を見て、漫画の様々な特殊効果についても紹介する。 |
募集要項
募集 | 6ヶ月に一回 |
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授業開始日 | 1・7月の第一週、もしくは第二週 |
日時 | 月曜 16:30~18:30 または月曜 19:00~21:00
土曜 10:00~12:00 または日曜 10:00~12:00 (開催期ごとに変わります) |
入部費 | ¥3,000 |
授業料 | ¥50,000(+税) |
特別講座
興味を持ったら、【特別講座】へ! 毎期の講座が始まる前に、講座第一回の内容をお試し価格の1000円で体験していただけます。詳しいご案内は「おとなの美術室」の公式サイトへどうぞ。